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ビレットコームシリーズに質実剛健な”108DBS”と
絶妙なねじれが独特の煌めきを演出する”Holy Mackerel”が登場いたしました!

108DBS

108DBSは現代の匠、3D CADを知り尽くした切削技術者のKenji Murakami氏がエマジニーのために特別にデザインしたシンプルかつ骨太の櫛。
その名の通り108mmと小ぶりなスタイルですが、ジュラルミン削り出しならではの素材の凝縮感がたまりません。
スーツのポケットに入れても全く違和感のないサイズ。ジュラルミンA2017素材のため非常に軽量で普段使いに最適!
おかげさまでクラウドファウンディングは600%以上の成果をいただき2020年12月に終了いたしました。

現在クラウドファウンディングサイトMakuakeにてプロジェクト展開中!
Makuakeよりご購入可能です。
https://www.makuake.com/project/emajiny/?from=keywordsearch&keyword=108DBS&disp_order=1

Holy Mackerel

Holy Mackerelは小刀をイメージしたシャープなフォルム、柄の部分を3次元構成することによりカッターマークと相まって魚が体をくねらせるような独特の光の反射を生みます。
そんなところからHoly Mackerel(Mackerelは鯖という意味)という名前をつけました。「Holy Mackerel」というのは直訳すると「神聖なる鯖」という意味に読むことができますが、英語のスラングで、実際には「マジかよ〜」というような意味で使われます。
北九州のスラング「え?!まじにー!」から生まれたEMAJINYとぴったりだと思いませんか?
シンプルに見えて製造工程にも高度な技術を要します。柄の曲面もさることながら繊細な櫛目の切削の工程は非常に難しく、工程に特殊な工夫が必要でした。

いずれも一見ざらついて見えるサーフェイスですが、櫛歯の部分の平滑度はとても高く、櫛通りも非常に滑らかです。
ジェラルミン製で見た目の感じからは違和感を感じるほどにほど軽く、髪を通った時のシャリーンという使用感もプラスチック製や木製の櫛では味わえない爽やかさです。
この地上で唯一無二、極上の逸品をぜひ手にお取りくださいませ。

EMAJINY Duralumin Billet Comb Murciélago

1901年に操業を開始した官営八幡製鐵所は、日本の産業の近代化に貢献し、産業都市・北九州市の発展の礎を築きました。
創業期の4つの建物が、2015年に世界遺産登録され「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産となって今もなお残されています。

共に鉄鋼の街で知られた北九州に本拠地を置くEMAJINYと、Art Of Duralumin Kenji Murakamiのコラボレーションによって2020年5月30日Duralumin Billet Comb Murciélago(ムラシエラゴ)が誕生。

EMAJINYのお客様の中でも極めて個性的な方々のご要望にお応えするため、 Duralumin Billet Combは創作されました。常識を打ち破って独自の世界観を表現するお客様にお使いいただけたらと願っております。

その唯一無二で大胆なデザインは、Murciélago(ムラシエラゴ)と命名されスペイン語のコウモリを意味し、羽を広げ夜の闇を征服する強力なイメージをデザインに吹き込みました。

素材には、航空機やレーシングパーツなどに使用されるジュラルミン「A2017」を使用、熟練の職人により一基5,000万円超の5軸加工マシニングセンターを用いた最高精度の切削加工から手作業による磨きに至るまで多くの工程を経てジュラルミン・ビレット・コームは誕生します。

デザインポケットには刃物が描くカッターマークが美しく残されています。

超高価な切削機器を用い熟練の技術者がオペレーションしても、丁寧に時間をかけてひとつひとつ仕上げるため1日に5個しか生産する事ができません。

2年以上にわたり考え抜かれた独創的なデザインは誰もが一目で他とは違うと認識できる存在感、アイデンティティを放っています。デザインと機能、そして製作技術が何度もぶつかり合いながら決して妥協することなく、要素を統合し極めていく事で表現される世界観を皆さまにお届けいたします。

他とは比較することが出来ない、唯一無二のデザインは意匠登録出願中※2020年4月現在

ジュラルミンビレットコームの製作過程

ジュラルミンA2017 W: 85mm D:85mm H:10mm サイズの無垢の塊から精巧に切削します。

1. ジュラルミン A2017無垢の状態です。

2.5軸加工マシニングセンターです、屋根に届こうかというほど大きな機械です。

3.治具に慎重にしっかりと取り付け、切削を開始します。

4.片面の切削が終了しました。

5.次にリセットし反対面を切削します。

6.片面を削り込むのに40分、両面でおよそ1時間をかけて慎重に切削します。

7.その後、デザインポケットを切削するため再度治具にセットし、ロゴまわりを慎重に切削します。

8.切削が終わると、このように美しいカッターマークの造形になります。

9.バリなどが無いか慎重に目視にて確認作業をおこないます。

10.マシニングによる全ての機械作業が終わった後に、手作業で丁寧に時間をかけ研磨材を用いて磨きます。

11.磨きが終わりましたら指ざわりと目視による検品を行い、合格した品のみを梱包します。

12.特製のレザーケース、特注の桐箱におさめ、想いを結び丁寧に福岡県北九州市から世界へ発送をおこないます。

※5軸加工マシニングセンターは、一基5,000万円超する高価な機械設備です。※慎重に、丁寧に、そして時間をかけて仕上げる高品質な製品は1日5個しか生産する事ができません。

レザーケース : レザークラフター Sylp (シロップ)

【ロロマレザー】
本製品レザーケースには国産のステアハイド(成牛)を植物性タンニンで2度鞣し、オイルやワックスをたっぷりと染み込ませる事により美しい艶が特徴です。
革の仕上げ(塗装)をほとんど行っていない為、部分によってはナチュラルマークがありますが、それも革の個性であり経年変化を最大限に楽しむことが出来ます。

【お手入れ】
もともと革にたっぷりとオイルやワックスを染み込ませている為、手の油分などでもエイジングができ、基本的にお手入れは不要です。
革のカサつきや乾燥が気になる場合には、市販のオイルやワックスの使用をしてください。

推奨 : ラナパーなど

【ナチュラルマークについて】
ナチュラルマークとは革の表面にある
バラ傷 / 血筋 / トラ / 色ムラ・ワックスムラ / 虫食い / 色の濃淡
の事を言います。
これは経年変化を最大限に楽しんでいただく為に止む終えないことです。これも革の個性としてエイジングを楽しんでいただければ幸いです。

EMAJINYについて

EMAJINYは、福岡県北九州市に本社を置くヘアカラーワックス「塗るヘアカラー」を企画販売するメーカーです。

業界最多色※の16色を展開し、「1日派手髪」「1日黒髪」をキーワードに「塗るヘアカラー」にこだわり、全国の熱狂的なユーザーから多くの支持を得ています。

平日は、校則や会社の都合で好きな髪色にできなくても、休日は自分の思う髪色にしたい!髪色オシャレ、コスプレや音楽活動などあなたの人生の楽しみと共にEMAJINYはあります。

今やEMAJINYヘアカラーワックスは自由の象徴として多くの支持を得ていますが、そもそもの開発のキッカケは創業者が「染めるヘアカラーでアレルギーになった」事に端を発したアイデアなのです。2015年「塗るヘアカラー」という新たな概念が誕生した瞬間です。

今回のジュラルミンビレットコームは、航空機やレーシングパーツに使用される高強度ジュラルミンA2017の無垢から削り出した世界初の量産デザインコームです。
ヘアカラーワックス同様に世界で初めての試みになるでしょう。

「もし理想の物が存在しないなら創れば良い。」という基本理念に基づきEMAJINYは社会参加しています。
※2020年4月現在、自社調べ

ジュラルミンビレットコーム製作のきっかけ

私は、ヘアスタイルのトレンドが時代と共に変わり、加齢を重ね髪質が変わる経験からヘアスタイリングが思ったようにできない事への悩みを長く抱えていました。
市販のコームはどれも理想なデザインではなく満足のいくようなスタイリングもできず失望していました。
ところがある日、「自分の指でスタイリングした方がコームを使うよりも自由な演出」ができる事に違和感とインスピレーションを感じる機会があったのです。

同時に、私のコームはもう30年間も使用する物で、思えばコームは人生の中で大半を伴に過ごす日用品として最長期品ではないかと考えた時、コームに対する想いが高まると同時に、もっと機能を備えかつ刺激的なデザインであるべきではないかと考えるに至ったのです。

EMAJINYのデザインコンセプト

    1. 100年コームと言われるほど頑丈で永く使用できる事。親から子へ、子から孫へと想い を込めて受け継がれるような品
    2. 刺激的でワクワクするデザインで有る事
    3. ヘアスタイルが変わっても使い続けられる機能性が有る事
    4. 携帯性に優れている事

などをテーマに革新的かつユニークさをも求め、EMAJINYジュラルミンビレットコームを構想いたしました。

クシ歯は、細目と荒目を合わせ持つハイブリット仕様、ヘアスタイルの移り変わりや世代を超えて永く愛用できます。

一目でEMAJINYと認識でき、唯一無二の質感とデザインをまとっています。

使用するジュラルミンA2017は、航空機やレーシングパーツなどに使用される素材で日常的には触れる事は無い希少品。見て、そして触れて、誰もが他とは違うと感じられる存在感!

MADE IN FUKUOKA / KITAKYUSHU(福岡/北九州)へのこだわり

EMAJINYは、福岡県北九州市に本社を置く地方の企業です。

ヘアカラーワックスは県内糸島市の工場で製造、ジュラルミンビレットコームは北九州市の工場の協力を得て製造されています。

全ての工程を「MADE IN FUKUOKA / KITAKYUSHU JAPAN」で仕上げるこだわりがあります。
高剛性ジュラルミンの無垢材を塊から切削する工程はもちろんのこと、手作業による仕上げ磨きならびに指先での検品作業、さらに特注オリジナルパッケージに至るまで、全ての品は福岡県内はもとより北九州市で作られています。

我々自らによる製造へのこだわりこそがみなさまにご購入して頂き、永くお使い頂くためのポリシーです。

モノ創り北九州から今後も世界がアッと驚くようなデザイン・機能性を備えたビレット・コームを創造していく。

我々が提供するのは商品では無く体験であり世界観です。

Art Of Aluminum Kenji Murakami

Duralumin Billet Combはジュラルミンの無垢材から削り出して作ります。型に流し込む量産の鋳造に比べ時間も手間も必要ですが、高精度で質の高いものが生産できます。

切削時にできるカッターマークという刃物が描く独特の美しい仕上がりに魅了される人も多いでしょう。

切削により削り出される世界にひとつだけの特別なパーツには、製作者の経験と高い技術が求められ、量産品とは別次元の価値があります。世界の超高級車や、精密さを求められるレーシングマシンにも切削工程による「ワンオフ」と言うその個体のためだけの特別なパーツを加えることがあります。

Art Of Duralumin Kenji Murakamiは、ビレットに特化した製造メーカーです。代表の村上氏はオーナーでありデザイナーでありまた経験を積み上げた高い技術を有するマシニングオペレーターでもあります。

本拠地を置く北九州市は日本でも有数の工業都市であり、また日本の鉄鋼業発祥の地とも言われています。

村上氏の操るマシニングは、5軸加工機というものでDMG・MORI精密機械、ドイツのギルデマイスターグループと日本の森精機が技術提携して作り上げた。従来型の3軸加工機「X・Y・Z軸」に加えて2つの旋回軸「A・C軸」を持ち、様々な金属加工ができる理想のマシンです。

EMAJINY  Sculpting series Duralumin Billet Combは、その5軸加工機で加工しています。

3軸加工機では加工素材に角度をつけて切削したり穴加工する場合、冶具が必要になりますが、5軸加工機では加工素材を取り付けたテーブルそのものが旋回したりスイングしますので、Duralumin Billet Combの様な複雑な造形も可能となります。

ビレットは刃物で削るためカッターマークの美しさ・仕上がりに繊細な印象を与え、芸術品のような魅力を放ちます。

大量生産、大量消費に慣れた現代人にとって一つの品を人間の手をかけて12工程以上の手順で創るなど非生産的に思えるかもしれません。しかし我々は時間と手間をかけるからこそ伝えられることがあると信じています。

それが我々のプライドであり、変える事のできない生き方なのです。

しかし・・・・我々のメッセージを受け取ってくれる人が世界に何人いるでしょうか。

もしかすると1人しかいないかもしれません。でもたった1人のために一生懸命になれる目標があれば我々は幸せだと考えています。

CNCマシニングサービス 代表 村上健治

牟田口先生によるスタイリング

牟田口則之先生プロフィール
久留米市の理容店HAIR PLEASIS代表。
平成29年度・第69回全国理容競技大会にて準優勝(優勝は夫人の牟田口桃子氏)世界大会の日本代表も務める日本を代表する理容師です。

今回は牟田口先生にMurciélagoを使っていただき、Rockin Cruising Pomadeを使ってのスタイリングを披露していただきました。
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